導入事例【導入事例】シンプルイズベスト！ エビデンスをしっかり残すKITARO
分かりやすい管理画面で簡単操作、必要な機能を低価格で
三菱商事グループのエネルギー商社として各種石油製品の国内販売、及び輸出入取引を行っている三菱商事エネルギー株式会社の谷山様にKITAROの運用についてお話を伺いました。
三菱商事エネルギー様の事業内容を教えてください
当社は、国内向け石油製品卸売及び直売事業並びに輸出入取引を主軸事業とし、ガソリンスタンドの建設・運営、デジタル技術及び当社の販売ネットワークを活かした自動車関連商材の販売、新エネルギー供給事業検討を主な事業として展開しております。
その中で私は人事総務部に所属しております。当部は、人事課と総務課の2課体制であり、車両運行管理は総務課が担当しております。総務課では、機関運営・本店事務所維持管理・労務管理・文書/印章管理・福利厚生・車両運行管理等を担っております。
私自身は機関運営・労務管理・文書/印章管理・車両運行管理を担当しております。
KITARO導入のきっかけ
きっかけはWeb検索です。元々2013年より他社の動態管理システムを利用して運転日報・月報をシステムに作成させておりましたが、同社でのシステム・サポート提供を終了することが判明したため、後継のサービスを探すことになり、候補の一つとしてKITAROを検討しました。
システムの導入にあたっては、私と同僚の2名で選定を進めました。
今だから言えますが、当初KITAROはサービスの候補に入っていませんでした。最初は5~6社のサービスからシステムを選んでいたのですが、クラウド型のサービス導入にあたり、セキュリティチェックリスト等を自社の情報システム部門とやり取りする中で、従前のシステムよりも選定に工数がかかっている状況でした。
そんな中で同僚がWeb検索で見つけてきたのがKITAROで、ユーザーインターフェースの良さから滑り込みで候補に入ってきた形です。一次審査をすり抜けたとも言えるかもしれませんね。
KITARO導入の決め手
他サービスと比較して、スマホアプリのユーザーインターフェースが簡易且つ分かりやすかった点、SDカードの運用がなかった点、コストがリーズナブルだったことです。
運行管理をメインとするアダプタ版と、カメラ機能のあるドラレコ版のどちらを導入するかは最後まで迷いましたが、グレードアップした際のコストが十分許容できる範囲内だったため、ドラレコ版を導入しました。
使わない機能はいらないので、コンセプトとしては整理されたものを採用したいと考えていました。使わない費用も月額料金に跳ね返っているはずなので、最小限の機能があるサービスを導入したいと。
価格面だけで言えばKITAROより安いところもありましたし、沢山の機能を持たせたサービスもありました。ただ、継続的な運用を考えた時、すっきりとしたシンプルさを重視しようということでKITAROに決めた次第です。
UIもわかりやすいですし、KITAROさんには悪いですが、レンタル契約なのでほかに良いサービスがあれば替えやすいところも魅力でした。
コロナの影響もあり選定から導入までかなり時間がかかってしまったのですが、実際に運用する現場の担当者の声も重視したいと思い、無料トライアルも試しました。トライアルをした現場の担当者もKITARO推しでしたよ。
KITAROの活用方法
インタビューに来ていただいたのに申し訳ないのですが、元々他の動態管理システムを活用しているので、KITAROに切替えて劇的に良くなったというのは正直ありません(笑)。
KITAROの活用としては、酒気帯び確認機能を活用した道交法対応、日報及び月報の記録及びクラウド上での保管を主としています。
KITAROの画面は本社総務部門担当者の他、各拠点の責任者やドライバーも見られるようにしています。アルコールチェック対応をしっかりと実施しているのか等、私も無作為で日報を確認して全社会議で周知したりすることもあります。基本的には各拠点の社有車担当者から本社総務部門へ月報の形で提出してもらっています。会社としてしっかりとした管理をしているという証跡を残すための比重が大きいですね
今後のサービスに期待することはありますか
社員が出張先で他部署の社有車を運行するケースがあるため、社員が他部署保有車両を運転した際の運行情報が記録できるようにして頂きたいです。そこまで発生頻度は多くありませんが、出張先でレンタカーを使用すると別途コストもかかりますし、他の拠点の社有車が空いているのであれば借用するシーンがあるので、日報としても記録に残せるのが望ましいです。
また、アルコールチェック機能についてですが、アプリからだけでは入力漏れも発生してしまうこともありますので、後から日報上にチェックボックスを入れる機能があると便利だと思います。
(KITARO担当者追記)
三菱商事エネルギー様では、中期経営計画の中でカーメンテナンスへの注力を掲げ、「timy」というメンテナンス予約サービスを運営されていらっしゃいます。
営業担当者としては将来的にKITAROと競合してしまわないか心配なのですが(笑)、現在の機能はKITAROと重なる部分も少なく、むしろお互いの長所を補い合えるのではないかと勝手に思っております。
ゆくゆくは車両管理の面で協力して、より良いテクノロジーをお客様にお届けできれば最高ですね。
ご協力ありがとうございました。