【導入事例】トラックリースの盗難を防止する車両管理システムの活用方法
トラックや重機の販売・買取・リースを行っている「グットラックshima」の運営会社である株式会社シマ商会様にKITAROをご利用いただいております。株式会社シマ商会 高田様にお話を伺いました。
✔導入前の課題
✔KITAROを選んだ理由
✔KITAROの活用方法
✔導入後の効果
✔今後の展望
✔KITAROに対する改善要望
✔まとめ
導入前の課題
弊社は、主にトラックの販売やリースを行っている会社です。
リースしたトラックは全国各地を走行するため、現在地を把握したくGPS機能を探していました。お客様の中にはリース中に連絡が付かなくなってしまうこともあります。大型ダンプだと一千万円を超えるものもあり、盗難の恐れを回避するためにもきちんと車両管理をする必要がありました。
車両台数が30台程の時は、トラックのおおよその位置情報は担当者レベルで把握し、管理していましたが、車両台数が増加するにつれ、担当者での把握が難しくなり、システムでの管理が必要だと感じました。
KITAROを選んだ理由
同業者である車両レンタル会社からの紹介で、KITAROの車両管理システムを知りました。ネットで調べたところ、KITAROは、GPS機能にて位置情報が把握できる上に、車両毎の稼働状況も確認できるため、弊社が必要としている機能を十分に満たしていました。また、料金面でも他社と比べ安価だったためKITAROを選びました。
KITAROの活用方法
リース中の車両の位置情報を常にモニタリングしています。1画面で全台の位置情報をリアルタイムで確認出来るためとても便利です。
また、車両毎の稼働状況を確認し、1週間以上稼働していない車両については、お客様へ連絡し状況を確認しています。お客様と連絡が付かない場合は、GPSから取得した車両の位置情報を基に、現地へ出向き車両の状況を確認します。
最近は、お客様と連絡が付かない事が増加傾向にあるため、GPS機能、稼働状況は日々の運用に欠かせません。
KITAROは契約台数の制約がないので、必要な時に必要な台数をその都度追加で契約しています。余計な経費を掛けずに、手軽に追加できるのもメリットの一つです。
導入後の効果
2018年時点では、リース車両台数が30台程度でしたが、その後事業を拡大し、北海道、宮城、福島、東京、新潟、大阪に店舗を構え全国展開することで、2021年には120台程の車両をリース運営するようになりました。3年程で台数が4倍に増加し、地域も拡大しましたが、KITAROにより車両を一元管理することで、問題なくスムーズに運用できています。
KITAROにより常に位置情報が把握できるため、以前課題としていた、“お客様と連絡が付かなくなり車両を持ち逃げされる”というような被害に遭うこともなくなりました。
システムで管理が出来ることでの安心感により、お客様へのサービスが一層広がりました。
今後の展望
今後も更に事業を拡大したいと考えています。現在は、トラックが中心で重機は数台のみですが、今後は、重機も全国展開する予定ですので、KITAROにてしっかり管理したいと考えています。
梅雨時期等はトラックの稼働率が下がるため、リース代の値引きを希望するお客様がいらっしゃいます。稼働状況の確認機能を有効活用し、お客様のご要望にお応え出来るよう、サービス向上に努めてまいります。
KITAROに対する改善要望
特に不満はありません(笑)が、要望として、アダプタが外れてしまった場合に警告音が鳴る、もしくは、それを知らせる通知機能があると嬉しいです。
また、弊社は、新車が多くコネクター接続タイプアダプタが適合できない場合があります。適合できなかった場合は、シガータイプアダプタを取り付けていますが、シガータイプアダプタの取り付け位置が車の奥の方にある車両もあり、取り外しが困難です。他社にてほぼ同額でGPS機能を提供しているサービスがあるため、稼働状況の取得はできませんが、そちらを取り付けることを検討せざるを得ません。コネクター接続タイプアダプタが新車にも適合できるようにご対応いただけたら嬉しいです。
まとめ
今回は、株式会社シマ商会様によるKITAROの活用事例をご紹介させていただきました。
KITAROでは、車両とアダプタの適合確認のためにメーカー担当者を現地に派遣し、電源位置等の現物確認も対応させていただいております。新車に関しては、車両を解析する診断機の入手が必要で、現在は少々お時間をいただいてしまっていたため、現物確認をする等、スピーディーに対応できるよう最善を尽くします。
(KITARO担当者追記)
KITAROは、お客様からのご要望にお応えし、随時、機能のバージョンアップをしておりますので、今回、株式会社シマ商会様よりご紹介いただきました活用方法や改善要望を基に、これから益々精進して参ります。